September 11, 2004

吾二十有一而創欲別朝

昨夜は夫が公開処刑で留守だったので息子を寝かせた後2時頃まで、特にやることもないのでだらだらと既婚女性板を覗いたりなどしていたのですがもてあましたので程良いところで寝ました。そして恐らくその数十分後、私が開けっ放しにしていた寝室のドアを帰宅したらしい夫が静かに閉める気配を夢うつつで察し、あぁ帰ってきたんだな、と、思ったのだけれども目覚めた私は何故か実家の布団の中にいて、居間に起きていって鉢合わせた母に、「私、帰ってきとったっけ」と聞くと「はぁ?」と半笑いで聞き返されました。リアルな東京の家の夢を見てしまったせいでどうも勘違いしてしまった様だ、ということを母に告げるとはははーと笑い飛ばし「朝ごはん何食べるね?」

という夢。

仮に最も最後に私が目覚めた朝が現実であるならば、私が今目にしている現実が真実であると過程すれば、確かにそこは東京の自宅で確かに昨夜だらしなく床に脱ぎ捨てた記憶のあるブラジャーがそのまま転がっているのが真実。テーブルの上のパソコン周辺に散乱する”するめソーメン”2袋が真実(そのうちの1つは空、が真実)。ピーナツと空のアサヒスーパードライ一缶が真実。女の一人寝の真実が真実。ソファで眠っている夫が真実。目覚めた夫が開口一番「昨日僕と一緒にS君が家にきたよ」、が真実。


もう一度目覚めてくれ、私!

September 10, 2004

発熱

馬鹿は風邪ひかない、と言う言い方は散々だけど当たっていると思います。輪をかけて私の様に繊細の対極にいる様なタイプの人間はいつだって御飯をおいしく食べられるので滅多に熱が出ません。最後に熱を出したのは今年1月3日、インフルエンザB型を患って以来ですがあれは不可抗力なので致し方ないのです。

そんな私、妙なことにここ数日微熱が下がらないんです。37度も熱があります。平熱より1度も高い高熱です。最近では紅芋酢を日常的に飲んだり、黒水牛の角で全身の気の流れを良好にしたり、半水浴で発汗作用を促したりしており(むしろこれがいけなかったのか)体内キレイが進んでいるはずなのに慣れないことをしたから裏目に出たのか。(因みに念のために検査したけど第二子の誕生もまだの様です。)

原因不明の発熱(37度)。体が火照って、焼けてしまう…!焼けて灰になってしまう…!誰かに手を握っていてほしい…、大丈夫、死なないから、と優しく励まして欲しい…!半年ぶりの微熱に大変心細くなったので夕食時に「南君の恋人」を見ながら夫に「私が10センチになったらどうする?(南君さながらにケアしてくれるのは分かりきっているけどね)」とソフトに尋ねてみたところ「うーん、潰す」と半笑いで言われました。また夕食後に何かの会話のはずみで「心に憎悪の被膜ができている」とも言われました。その跡何かの会話の弾みでもう一度改めて、「踏み潰す」といわれました。


…きっと、…きっと、夫なりの荒療治で熱を下げようとしてくれたんだと

September 07, 2004

こと婆と一緒にね?

”ママ” という単語を覚えた子供は、次にメガネやバッグなど、ママの持ち物を指差し、”ママ、ママ”と繰り返すようになります。そこで親は”ママ”、つまりアポストロフィーエスを付けることで所有者を表せることを繰り返し教えます。すると間もなく子供はメガネやバッグを指差しながら”ママの”、と言うようになるので、今度は親は”ママのもの”と繰り返し、の後に省略されている言葉を教えます。子供が”ママのもの”と言えるようになると、親は次に”これは、ママのもの”というように更に一語加えて教える、この様にして徐々に長い文章を喋らせていく、というやり方を実験的に試みた結果、息子の場合は比較的早いうちから、スムーズに文章を話してくれるようになりました。
今では「ママ、同じものいっぱい買ったら駄目じゃん」と平然と言ってのける息子ではありますが、もしやと思って試してみるとやはり、「どうして(why)」「どこに(where)」「だれの(who)」「どちらの(which)」「どうやって(how)」という使い分けに今現在葛藤中の様子。単語から5W1Hまで。これら皆、学生時代、私が英語の基礎を教わった時のと全く同じ要領です。なるほど、語学というものはこうやって身につけるものなのか、ということを改めて認識させられました。