February 29, 2004

よくよく考えてみると腑に落ちない。


「お宅のお店の米を食べたいと考えているのだけれど、うちの夫はお金払ってまで米を食べたいとは思わないと言うの」

と米屋に言われても米屋は米を売るのが商売であるのでどうにもしてあげられない上に、何より「お金払ってまで云々」は、たとえそう思っていたとしても、それだけの仕事を忙しくこなして生計をたてている友人に対して言う言葉じゃないのでは。

驚愕の事実

夫は学生時代、某国立芸大入学を志願していました。ところが受験初年度はセンター試験の申し込みを送付し忘れ、一年の浪人を経て二度目にてようやく受験するまでにこぎつけたものの、二次試験で不合格となりやむなく入学を断念。

という経緯だとばかり思い込んでいたところが本日、思いもよらない事実を知らされ愕然としました。
二年目の受験に際しては福岡より上京までしたものの、当日は受験会場に足さえ運んでいない、ということです。理由は寝坊です。

目を覚ましてくれ!!!!

February 28, 2004

レディ!レディ!

幼少時代、プリンセスに憧れていた私は「ハローレディーリン」というアニメがどうしようもなく好きでした。うろ覚えではあるけれど、確かリンという孤児(金髪・巻髪)が、預けられた親戚のお家で様々ないやがらせを受けながらも、その都度、都合よく表れては優しい言葉をかけてくれる、アーサーというお兄さんに、幼いながらも淡い恋心を抱く、というシンデレラストーリー(だったようなきがします)。

何しろ私は非常に早熟だったのでして、初恋は幼稚園の同級生。名前はおろか、どんな子だったかはもうすっかり記憶から抜け落ちてしまっているけれども、ただ一つだけ、新聞広告の裏に友人とマジックでラブレターを書いて、お相手のおうちの新聞受けにドキドキしながら投函したあの日の記憶だけは未だ、昨日のことの様に鮮明です。間違いなく、新聞広告の裏でした。

ですからそんな私がハローレディーリンに魅了されたのも当然の成り行きだったと言えます。リンの純粋な恋心が、思いもよらずアーサーに知られそうになる、そんな瞬間のスリル!!そんなことしたらバれちゃうって!!(泣)という分かりきった展開で迎える毎回毎回の山場にはもう黙って見てなんていられなくて、あるときには両手で顔を覆って指の隙間から見たり、またあるときには走って大黒柱の影に隠れたりもしました。

「はいからさんが通る」も割とそんな感じで、恥ずかしくて見ていられないことがままありました。

「天使なんかじゃない」の第1回で主人公翠のパンツが全校生徒の前で丸見えになるシーンを「りぼん」読んで初めて以来、再び”天ない”のコミックを開き、最後まで読み終えるまでに約12年かかりました。

そんな私は未だに、映画を見る、本を読む、といった行為に莫大なエネルギーを消費します。ただでさえそうなのに、加えて無意識に、ストーリーが最悪の展開に転がった際の心の準備までしたりするので、それだけで既存のストーリー展開+αの精神力を費やします。

自分とそれ以外との距離感をいまいち掴めないまま、今に至っています。21歳の、春。

February 25, 2004

ばあばと

こんなことして遊んでいたら強い追い風に煽られる→猛スピード→前のめりに転倒で唇を怪我し流血事件に。
投稿者 Akiko : 08:52 PM | コメント (993)

余りにも良くできて卒倒しました。

参考URL
http://www.abi-station.com/illustmaker/

February 24, 2004

memo

最近の出来事をメモメモ。

■北海道、垂れたロープ、ねずみ色の服の皺。息子というフィルター越しには全て象。
■異性の影を匂わせないのは仕事の出来る社会人の条件?何しろあの二人を異性が放っておくはずがはない!
■足しげく通っているタリーズの店長についに告白を受ける!…「僕、実は紅茶党なんです」
VIZAカードではなくてVISAカード?へ〜。
■丸めた新聞紙にビニールテープを巻きつけてボールを作る遊びがブーム。
■18年振りくらいに食べた「めかぶ」が思った以上に美味しくて2つ買いだめ。大根おろしとおしょうゆを混ぜて玄米ご飯にかけると生臭くない。
■息子はキムチ好き。

February 20, 2004

ある人と

意志疎通がはかれません。
投稿者 Akiko : 08:12 AM | コメント (1187)

February 19, 2004

おめでとうございます。

昨日のことになりますが、朝メールをチェックしてみると、ネットのお友達、"omoonさん、yamayさんご夫婦に、待望の赤ちゃんが生まれたというご報告を頂きました。まだお会いしたこともないお二人ではあるけれど本当に嬉しいです。おめでとうございます。
ネットのお友達、とは言っても、特に奥様のyamayさんとはかなり共有できる部分があって、いつぞやにはクラゲの飼育について熱弁を交わしたこと、非常に懐かしく思い出されます。こざるちゃんが大きくなってもしご対面の機会があれば、その辺を重点的に話して差し上げようと思います。

私事ですが息子の生まれた夜、出産を終えてほっとしたその一方で、何だか興奮覚めやらず眠れなかった私は、主人も両親も帰った後の一人きりの部屋で、今は無き”トゥナイト”を最初から最後まで余すところ無く見ました。AV女優の壮絶な人生の特集でした。出産という行為は、それより前までの日常と、それからの日常をがらっと一変させる、いわゆるボーダーであるという認識を持って挑んだものの、割りと何も変わっていない自分とその環境に、何ともやるせない気持ちになったことを鮮明に覚えています。

この様に、妊娠、出産にまつわる体験は言うまでも無く千差万別です。
もう少しして落ち着いたころに、ヤーメイさんの口からその体験が赤裸々に語られる日が非常に待ち遠しいところです。

さてその日の夕方、これまたネットの大切なお友達マホさんから、ほっぺもとろける絶品ケーキをいただきました。なんと手作り!なんとバレンタインのプレゼント!私なんかがこれだけ良い思いをしていいのだろうかという葛藤(約3秒)の末、罰当たりも覚悟で有難くガブッと頂戴しました。今まで食べた中で一番美味しい手作りケーキでした。マホさんならシンプルで素敵なカップアンドソーサーに美味しいコーヒーを注いで、ケーキ皿の上には素敵な絵柄のナプキンを重ねたりなんかして、昼下がりの心地よい日光の中でゆったりと頂いたりするのかな、なんて。繋がってるってうれしい。ありがとうマホさん。

February 18, 2004

先日息子がインフルエンザを煩ったという話を書きましたが、実はあれが結構厄介でした。ワクチンを接種しているから軽く済むだろうという、お医者さんを含めた大方の大人の見方をあざ笑うかの如く、丸々3日間、40度前後の熱が出たり下がったり。4日目にしてようやく下がったと思ったら5日目に再び8度6分の発熱があり、近くの個人病院に連れて行くと肺炎と診断され、総合病院を紹介されました。そこでの最終的な診断では肺炎を”起こしかけている状態”であって、絶対安静であるけれども入院の必要はありません、とのこと。で、それから3、4日ほど安静にして、ようやく全快に至ったという経緯です。

元来偏頭痛などちょっとした病気をのぞけば、私は健康優良児だったため、病院とはほとんど無縁の生活を送ってきましたが、子を産んだことを期に嫌がおうにも足を運ぶ機会が増えました。そんな中にあって最近、やはり色々と考えさせられるところがあります。

息子がインフルエンザという診断を受けた日、解熱剤を含めた薬を処方され、きちんと服用させたにもかかわらず、熱は一向に下がるどころか翌朝6時過ぎに40.6度という大台を突破し、抱っこしている腕もやけどしそうな程息子の体が熱くなって、夜通し不快感にぐずっていた息子がぐったりと力をなくして、こうなるといくらなんでも尋常ではないのではないか、ということで6時半頃、主人と私はひとまず事前に簡単な連絡を入れてから、家から車で3分の救急病院に息子を連れて行きました。ところが救急病院には通常、常駐しているはずの小児科のお医者さんがいなかったのです。看護婦さんがやってきて、「今日は8時からオペがあるので、先生はついさっき帰られました」という説明の後、そこから更に車で3分程のところにある別の病院に行くように指示されました。言われたとおりに別の病院へ行くと、今度そこでは、「今、救急車で患者さんが運ばれてきているからその方が終わるまで待ってください」と。結局、そうして待たされている間に、気分転換がよかったのか、それまで死にそうな顔でぐったりしていた息子の表情に僅かながら、けれども目に見てとれるくらいまで生気が戻ってきたので、もう診察はいいです、と断りを入れた後、一旦家に戻ることにしました。

まず第一に、これら一連の私たち夫婦の行動を世間の人がどう見るかと言うと、それは恐らくはっきり意見の分かれるところだろうと思います。インフルエンザという診断を受けていることから、高熱が出るのは当たり前なので、多少熱が高くても、もう少し家で様子を見るべきだと言う人、一方で、躊躇するくらいならまず病院へ、という人。確かに二つ目の病院で息子の調子に若干の回復が見られたということから、もう少し家で様子を見ておけば、夜風の中を無駄につれ回すこともなかったな、という反省もあります。けれどもその一方で、結局のところ私には、ギリギリの状態の見極めがつけられないという事実も否定できません。これまでの経験の中で人の死に目に会ったということもなければ、高熱の病人と接したことさえろくにないので、最も危険な状態、言うならば救急に値する状態を、的確に判断することに全く免疫がないのです。そして、毎年、少なからず、インフルエンザで命を落とす乳幼児がいるという現実があります。

例えば一つ目の救急病院で小児科医が不在だった、夜勤明けのお医者さんに翌朝8時から手術のスケジュールが入っている、などの点にも明白に表れている通りで、現在小児医療を取り巻く環境は極めて厳しい状態にあるといわれています。

通常の診療の時間外における小児医療のアクセス悪化の原因は、供給側と需要側の双方に存在する。需要側においては、共働き世帯や核家族世帯の増加に伴う時間外診療ニーズの高まりや、軽症段階での受診傾向などがある。一方、供給側においては、時間外診療ニーズの増大に対応できるサービス提供体制が整備されていないという問題がある。とくに供給側の問題は、a.時間外において小児科開業医を活用する仕組みの不足、b.病院小児科の減少と病院間の連携の不足などによって引き起こされている。日本総研

そしてここでも患者側の問題の一つに軽症段階での受診が挙げられています。

ただ親という立場から言えば病院、特に時間外に受診させるということには誰だってそれなりの理由があるのです。子供がくしゅんと一度くしゃみしたくらいで、ああ、どこかで誰かがうちの子のうわさをしているな、などと思いこそすれ、よっぽどの持病を抱えているとかでない限り、「これは大変だ!病院だ!救急車だ!」なんてことは起こるはずがありません。

同サイトによれば、だからといって小児科の数をむやみに増やしたとしても、むしろ既存の小児科の経営を厳しくさせるので解決策とは言えないのだそうです。


以前、とある救急病院に発熱のあった息子を連れて行った際、待合室で順番を待っていると、次から次に受診に訪れるおじいちゃん、おばあちゃんが、ことごとく顔見知りだったという衝撃的な光景を目にしたことがあります。
軽症段階での受診云々と言うけれども、結局のところ手遅れになるよりははるかにましで、その見極めがつかない以上、病院に判断を仰ぐ意外になす術はないのだから、深夜の小児外来も、これくらい開かれたものであって良いはずだと私は思うのであります。

February 17, 2004

>子供は3歳までに親から受けた全ての恩を返すと言い、俺もまさにその通りであると思うが、麦人も文人も、3歳を超えた今になっても、日々利息を払ってくれる。銀行金利の低さに対する怒りを帳消しにしてなお余りある利回りである。(おっとせいのきらひなおっとせいより)

余りにも感銘を受けたので勝手ながら引用させていただきました。
(私信:こういうことなので是非ブログを始めてください。>戸田さん)


今日、台所に立って、夕飯で使うにんにくの皮を今まさに剥こうとしていたところに息子がやってきました。私の手の中にあったにんにくを見つけ、どうしても触りたいというので、しょうがないので皮むきは後回しに、しばらくの間渡してあげることにして、じゃあ私は何をしようかな、という具合でほんの数十秒程目を離した後、再び側にいた息子に向き直ると、息子の手には、綺麗に、つるんと皮を剥かれたにんにくが一つ、ころりん、と乗っかっていました。

そればかりではありません。息子は日常的に私がトイレに行く、と言うとトイレのドアを開け、蓋を開け、水を流し、手を洗う蛇口をひねって、止めて、トイレのドアを閉めてくれます。というよりその工程のうち一つでも私が奪おうものならドアを開けるところから用を足す振りから何からやり直さなければなりません。すなわち我が家のトイレは人為的且つ強制的オートマティックです。

更には最近、自分でこぼしたものはハンディ掃除機を持ち出して自分で掃除するようになった来月2歳を迎える我が子。入浴の際にはドアのガラスをせっせとスポンジで磨いてくれる我が子。歯ブラシを見つけ次第歯を磨くより先に部屋の隅など細々した部分を磨きにかかる我が子。出かける際に靴をはこうとしていると思い出したようにリビングに戻って親さえ忘れていた家の鍵を持ってきてくれる我が子。

3歳を過ぎていないけれどこれだけ書いただけでも返済が完済していることは明らかです。
こうなるとついつい親の顔が見てみたい、そんな利回りの良さ。

迷子のボール

エアガンの玉くらいの大きさのたくさんのボールが、強力な磁石の土台にこんもりとくっついている大人向けのおもちゃをご存知でしょうか。ボールを何気なくもてあそんでいるだけで癒されるというので、少し前に忙しく働く旦那にプレゼントしたところ「正直何が面白いのかわからん」とあっさり見放され、我が家ではしょうがないので息子のおもちゃになっておりました。そこまでは良いものの、加減と原理を知らない子供が遊ぶと”ボールわしづかみ→思いっきり空中に放り投げる”という荒業が横行し、さらには情けも何もない父親が「自分が踏んだら痛い」という理由で律儀にも一つ一つ拾っては次々に捨てていったので、土台上の砂漠化は最早手がつけられない状態です。

で、つい先日、その残り少ないボールが一つ床に転がっているのを、息子が目敏く発見しました。
「ボーブ!ボーブ!(ボールの意)ヤッタ!ヤッターーンッ!」と喜びを露にする息子。「お口に入れたらいけんよ」と私が言うと、息子は私の顔色を窺いながら、おもむろにボールを口元に…、と思いきやそのままさっと洋服の襟元からボールを内側に落としてニヤっ、と。私は「あれ?ボールどこ?ボールどこ?」と辺りをキョロキョロ探す振りをしました。それを見た息子はいかにも得意げにシャツの裾をパタパタさせて、ほらここから出てきたよー、…とやるはずがボールは出てきません。今度は息子まで、「あり?あり?(あれ?の意)」と言いながらボールを捜し出しました。そこでそっとシャツをたくし上げてお腹を見てみると、ボールは息子の何とおへその中にホール・イン・ワン
思わぬハプニングに気をよくした息子はそれ以降、首元から落としたボールは必ずへそに入る、と思い込んだらしくボールを落としては甲斐甲斐しくおへその穴を探すようになりました。

投稿者 Akiko : 12:58 AM | コメント (1106)

February 13, 2004

きょうはなぞなぞをだします。

息子語録一問一答即答クイズです。意味を当ててください。

Q1.「どんどんっ、まっく」
A1.「どんどん、空が真っ暗になっていく」(「よるくま」という絵本の引用の様です。)

Q2.「♪きらきら、は〜か〜る…」
A2.「♪きらきらひかる〜」

Q3.「♪は〜い〜た〜、は〜い〜た〜、は〜い〜た〜、は〜い〜た〜、は〜い〜た〜…」
A3.「♪さ〜い〜た〜、さ〜い〜た〜」(数が多すぎです。)

Q4.「はみ」
A4.はさみ

Q5.「ベーコン」
A5.ショベルカー

Q6.「ギ〜ヨン」
A6.ドライバー(プラス・マイナス不問)

Q7.「あかちゃん」
A7.しめじ

Q8.「あやや」・「よーこーちゃん」
A8.若い女の子全般

投稿者 Akiko : 03:08 PM | コメント (1227)

February 12, 2004

恋心

最近実はトリビアの泉の八嶋さんじゃない方の司会の人にドキドキします。彼の回のウルルンを見た人なら分かってくれると確信しています。最後のあのハグは最高にダンディだった!
投稿者 Akiko : 11:31 AM | コメント (2244)

February 10, 2004

「…このフィット感っ!」だそうです。(昨日の続き)

「…このフィット感っ!」だそうです。(昨日の続き)
投稿者 Akiko : 10:26 AM | コメント (1316)

February 09, 2004

お下のはなし。

最寄のショッピングモールのエントランス部分には、何とも形容しがたいのだけれど強いて言えば、強烈に奇抜なブタとネコとペガサス(モチーフのセレクトにも製作者の個性が光ります)のバカでかいオブジェが点々と展示してあります。一つ一つはその体の表面に、目にも鮮やかな原色使いと、荒々しく力強いタッチでもって描かれた花や星のパターンを纏っており、モールへ訪れたものの目を嫌が追うにも釘付けにします。

そこへきて例外にもれず、魅せられた1歳11ヶ月男児。これまで何度も目にしてはいるものの、今日は時間もあったので、息子をショッピングカートに座らせて、改めてじっくりと鑑賞させていただきました。そして浮き彫りになった真実。

・オブジェの周囲には触れられるのを防ぐための柵が張り巡らせてあった。
・にも関わらず「お子様の行動にご注意ください」という注意書きは各オブジェにしっかりとセロハンテープで直張りであった。
・しっぽを高々と掲げて前屈姿勢のネコに至ってはその張り紙があろうことか肛門部分に直張りであった。
・ブタの肛門部分には見るものが目を背けたくなるまでに艶やかな大輪の花が描かれていた。

息子の好奇心をくすぐる筈だ、と合点がいきました。


さて今日そのショッピングモールを訪れた目的は夫のパンツ購入でした。夫はブリーフでもトランクスでもなくボクサーパンツ派です。ボクサーパンツと言えばご存知、黒いゴムにダーク系カラーのシンプルなツートーンがお決まりですから、ぱっと見たところでどれも大して代わり映えしないので、適当に3つほど選んでレジへ向かいました。するとそのうち2枚は500円、何故か1枚だけ1300円でした。激しく動揺したものの今更後には引けず、平静を装ってお金を払いました。とは言えどこをどう見ても500円の2枚と代わり映えしないあのパンツが、何故1枚だけ1300円なのか、どうしても納得いかず、家に帰ってその1300円のパンツを入念に調べました。どうやらそのパンツはストレッチ素材で快適フィットのようでした。そういうことか。と一旦は納得したものの、よく考えてみるとボクサーパンツはもともとどれもストレッチ素材ではないかという疑問がふつふつと湧き上がり、現在も尚、私の心中で細々と燻っています。こればかりは実際に履いてみて履き心地を比べる、というわけにもいかないので夫の帰宅を待って聞いてみようと思っています。そしてその結果は夫に隠れてトイレからモブログで皆さんに実況中継を…。

投稿者 Akiko : 10:21 PM | コメント (1280)

Y's for living

…とうとう、やってきます。
今週火曜オープンの小倉伊勢丹Y's for livingが入るらしいです。

投稿者 Akiko : 12:11 AM | コメント (2589)

February 08, 2004

ラゴスティーナ ロジカ

念願の圧力鍋を購入しました。ラゴスティーナ・ロジカ、5リットル用です。ティファール、フィスラー、WMFと色々迷ったけれども決め手はデザイン、特に取っ手です。ベーシックな両手鍋型は、収納の際に一番邪魔にならない様な気がして決めました。とは言え使い始めは非常に困惑しました。というのも蒸気が上でなく、真横に噴き出すのです。左右についている取っ手の片側から、もう片側へ向けて、鍋蓋の上空をプシューッと蒸気の筋が通るのです。しかもその勢いが半端じゃない。調理の間中、さながらゴキブリ用殺虫剤を延々噴射し続ける、そんな状態です。当然音も大きいのでたかが圧力鍋と言えどもその存在はかなり脅威で、思わず、「こ、ここから離れなさい」と息子を遠のけました。鍋蓋のグリップをぐるぐる回すあれ、お母さんが使っていた古きよきあれからは想像も出来ない斬新な構造に正直なところかなり腰が引けました。
とは言えやはり便利です。基本としての牛すじの煮込みは病床の息子の看病の片手間にも出来たし、牛すね肉のカレーはあれこれトータルでも約1時間で出来ました。すね肉が1時間!我が家はガスでなく電磁調理器なので火加減の調節がなかなかうまくいきませんが、仕上がりはそれなりに満足いきます。明日は鯛を煮てみようと思います。

投稿者 Akiko : 11:56 PM | コメント (1340)

February 01, 2004

インフルエンザA2

息子がインフルエンザA型を患いました。
ないないと言われ続けながらも何とか隣町で見つけて接種したインフルエンザワクチン、意味なし。最近では10人に1人程度の割合で、予防接種を受けている子供も、インフルエンザに感染するのだそうです。皆さんも気をつけてください。40度前後の高熱が2日半程続いて、直りかけたかと思ったとたんに再び39度の発熱。鼻づまりがひどくとても苦しい様で、まともに続けて睡眠が取れず、本人も周りもかなりつらいという現状です。心細いのか終始抱っこを求めてさめざめと泣くわが子を胸に、ふと出産直後の産婦人科での夜を思い出したりしました。

それまでおなかの中にいたこの子と初めて同室となった夜、不慣れな肺呼吸に不慣れなお洋服、人としての一歩を踏み出すことにやや戸惑いを覚えたのか、息子は泣きに泣きました。そこへきて親まで子供の扱いに不慣れだったので、泊り込んでくれていた夫と二人代わる代わる抱っこであやすも一向に泣き止んでくれず、薄暗い病室の中に、声もかれ枯れに響き渡る赤ん坊の泣き声にマ、予想では希望に満ち溢れているはずだった我が子との記念すべきスタートは、限りなく絶望一色で始まったのでした。あの時、永遠に朝は来ないようにすら思えた。

けれどもやはり、というか当然、朝は来たのでした。

泣き疲れた息子がようやく眠ってしまった頃、朝の沐浴の時間にそなえて、そっとベビーベッドを押しながら病室を出ると、誰も居ないロビーの窓一面に、眩しい朝日が差し込んでいたのでした。

あの日の記憶は1年と11ヶ月がたとうとしている今でも、ふとした時に蘇っては、さながら夜の終わりの様に潔く、私の背中にパンッと紅葉を残して帰ります。私はその都度、前方にだらしなく曲がりかけた背中を思い出したように正します。

そんなことの繰り返しで、しょうがない母親のもとにあっても、我が子は日々よいこに育ってくれています。

投稿者 Akiko : 12:18 PM | コメント (1396)