February 19, 2005

ごっくん

前回のエントリーを書いて以来、何故だかめっきり調子が良いです。
思い当たるふしがあるわけでもなく、強いて言えば”慣れ”たのだろう、と。

付け加えて言えば、前回のつわりでは気持ちの悪さにまかせてコーラしか飲んでなかったのだけども、今回のを踏まえて考えてみるとどうも吐くから食べないということは良くなかったみたい。というのも、胸部を激しく圧迫するような、つわり特有のあのムカムカは、どうにも最期に何かを食してから、1〜2時間のあたりで顕著に現れる様なんです。従ってどうせもともと、一度に沢山は食べられないんだから、1日3食で食べる量を5回とか10回とかに細かく分けて、気づけば何か食べている状態を心がけること、少しでも気持ち悪っ、と思ったら無理して何か食べること、実際そうすることで症状はかなり緩和された感触。如何せん私の場合、夕方から夜にかけて、何を食べても横になっても起きてても、1日のうちで一番強い吐き気に襲われる魔の時間帯があって、そんな時にはどうしようもないのでただ口をへの字に曲げてじっと空中を見ているのだけど、そうすることにももう随分慣れてきたので、未来に明るい気配を感じ始めた今日この頃。 いけるんじゃないか、…いけるぞ、的。

・・・今日の出来事・・・・・・

就寝時、ベッドの中で黙って目を瞑っていた息子が突如、
「ママは誰が作ったの?」 と。
じいじとばあばだよ、という風に答えると息子は続けて
「ママは何でつくったの?ねんどで?」。

ママは骨や血や何やらで出来ているとは言え、それを言えばきっと息子はじいじとばあばがブロックやねんどを組み立てる様に、血と骨を組み合わせて私を形成している様を思い描くに違いなく、それだとちょっと話が違ってくるからなあ…と考えると結局何も言えず、やむなく「その辺難しい話になるから明日にしよう」とだけ言ってそのまましぶしぶ寝かせたのでした。

February 17, 2005

家○さんにメイドを雇って欲しい

妊娠しまして、9月末〜10月頭辺りにもう一人子を儲ける予定です。

と大っぴらに言えるのも今回はきちんと病院でお墨付きを頂戴したためであって、かつて一度、妊娠検査薬の判定を見誤ってフライング気味に妊娠を宣言、産婦人科を受診するも当然否定され、それすら現代の医療技術もこの程度かなとあぐらをかいて結果夫婦ともども大恥をかいた、あのハプニングを知っている友人達からは口々に、「念願の赤ちゃん、おめでとう!」という暖かいお祝いのメッセージを頂戴し、いやいやどうもどうも、と思わず苦笑いなどもこみ上げたりして。
しかし今回は医師の診断を置いても、現段階で、悪心や微熱や眠気やぽんず大好きや何やらと妊娠の初期症状が顕著に現れているので、きっと確かです。むしろそれらがごく当たり前の日常生活を営むことにさえ顕著に支障をきたす程度の、少しばかり深刻な状態で、今回2度目、とは言え前回、私は本当にこういうのに3ヶ月も4ヶ月も耐え抜いたのか?と思えば今でこそ、自分で自分を褒めてあげたい。わたくし、前回はヘビー級のつわりが原因で、水分さえ飲んだら飲んだ倍の量戻す、という状態がきっちり3ヶ月続いて10キロの減量に成功したのでした。そんな、結果を残した1度目に比べれば今回はまだ一度も戻してないし寝たきりにもなってないし、随分軽い、…はず…なのに、1日中喉から胸にかけて何か詰まってる感じ、1日中お腹がすきすぎた時の気持ち悪い感じ、1日中軽い風邪を患っている感じ、一日中病み上がりの時の体力が落ちてる感じ、1日中胃もたれしている感じ、1日中眠っていたい感じ、総括して言えば極限の”不快感”に早くも少しばかり滅入ってます。あらゆる苦痛の種類の中でも、うめき声を上げるというより、ただじっと、永遠の様に感じられる1日を不快感と共に”やり過ごす”という忍耐、それを約90日分繰り返すという精神力勝負の苦痛。この苦痛の代償、今はツケでもゆくゆくは生まれてくる第二子にきっちり支払ってもらわねば。領収書領収書。


ところでそんな我が家に、今この時期に、昨日からインフルエンザ菌を持ち込んだ輩がおります。夫です。私も息子も一応予防接種を受けたのだけれど、ただ一人だけ注射が嫌いだからと頑なにワクチンを拒んだこのことは孫の代まで祟ってやる。が、現在39度の熱で朦朧としているのでそんなにひどいことは言えない。言えないけれどそれを受けてかこぼしてか今日になって私は少量の出血。大人二人がぐったりと横たわる家の中で一人、やり場のないエネルギーをもてあましている息子はやむなく「ふっくらふっくら〜てんどんてんどん〜」と大声で歌いながらロボットダンスを華麗に舞う始末。
途方に暮れています。