April 14, 2005

晩婚世代。

息子の幼稚園で、息子が年少組最年少であったのと同様に、案の定やっぱり私も保護者最年少だった模様。晩婚ブームの現代、歳を聞かれて「一回り違うね」と言われることもかなり頻繁にあって、よくリサーチしたわけでもないけれどどうも20代のママは全体の1割にも満たないのではという感触。そんなわけだから周りのママは今に至るまでに、それぞれ一人前にお仕事をこなしてきた元キャリアウーマンばかりで、中には元アナウンサー、或いは元国際線スチュワーデスといった花形のお仕事に従事してきたママもいたりして、世間知らずな22歳にはなかなか刺激的な異文化コミュニケーション。そんな、周囲の30代前半のママ達に共通して言えることはみんなエネルギッシュで、且つスタイリッシュであるということ。すっと伸びた背筋や、引き締まったくるぶしは悲しいかな、22歳の私のそれよりは遥かに綺麗だし、結婚して母となっても程よく他者の視線を意識し続ける姿勢からは、30代だからとか、母だからといった保守的な印象を全く感じさせない。そういうことを考えると、出産前にある程度満足のいく段階まで仕事をして、自立した生活を営んでおくことで、出産という大イベントにすら簡単には動じないライフスタイル、或いはそれを根本的に支えていく精神的な要素を培っておく、ということも、確かに一つの手だなあという風に思う。
(ちょっとやそっとで動じてしまう柔軟な姿勢で育児に臨める、そんな若年出産の魅力も捨てがたいけれど。)

ところで話は変わって今日の夕飯時、息子に「こぼさない様に食べなさい」と何気なく注意をうながすと、息子は急に眉をしかめ、ため息混じりに「おいおい」と私の肩を叩いたかと思うと、「お喋りばかりしてる場合じゃないだろ?」と、ゆっくりと私を諭した。脳天を一突きされた様な気持ちになった。


投稿者 Akiko : April 14, 2005 10:43 PM | トラックバック